ライダーに原点も、頂点もない!
令和 ザ・ファースト・ジェネレーションを観て(ネタバレ有り)。
先日、仮面ライダーの映画を観に行ってきました。
劇場に足を運んだのは、
【仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010】
【仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER】
【劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer】ときて、4本目。
この数で言えば、劇団マリーシア兄弟で
ライダー好きメンバーで動画撮ったわりには、
好きと言いながら
かなりの”にわか”寄りです(笑)
でも、詳しくはないですけど好きなんですよ。
ウルトラマンと仮面ライダーはとても。
詳しくなくても、好きって言っていいじゃないですか!
(誰に言ってんの??)
昭和生まれの自分は、
リアタイの仮面ライダーは、BLACKでした。
初めて、敵ライダーみたいなモノがいたり(シャドームーン)
続編となるRXでは、現在では鉄板となっている
フォームチェンジが初めて登場した偉大なライダーです。
ただ、リアタイではそれくらいしかやっていなかったので、
当時は品揃えの悪いレンタルビデオショップで
断片的に1号、2号、V3、X、アマゾンと途切れ途切れに観ていました。
今みたいにインターネットとかで全部観れる時代が羨ましい…。
観劇後の感想
少し、自分の仮面ライダー遍歴を語りましたが、
以下はネタバレも含む感想です。
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テレビ版とは違い、舞台はヒューマギア(人工知能搭載人型ロボ)に支配された世界。
ターミネーターみたいな感じなのかな…?
逃げ延びたわずかな人類の生き残りがいる場所は、荒廃した工場跡みたいな感じでした。
ここで肝心なのは、
ヒューマギアとて、悪ではないので
彼らなりの正義の元(ヒューマギアが笑える世界の為)、動いています。
最強無敵の魔王
映画版ならではの、ごっちゃまぜなんでもアリ感をさらっと
しっかり設定の元、やってしまえる前作の仮面ライダージオウ。
タイムジャッカー(未来からやってきた時間改変を目論む者 )による
時間改変という事で、テレビ版とは違った世界観へ。
そして、敵を倒せば、何事もなく元の世界に戻る…
となると年末に映画を観た人も、
年始になって映画を見た人も、
そこまで違和感なく、またテレビの世界に戻ることが出来る。
(俺は、そうだった。)
通の人の意見はわかりません。
あくまで、にわかのファン目線。
あくまでメインはゼロワン。
ジオウチームも、主要ライダーたちが物語に絡んでくるけど
基本的には、テレビ版であまり語られていない
主人公・飛電或人の父親、祖父の時代の話。
テレビ版で起きたデイブレイク
(エヴァで言う所のセカンドインパクトの街一つが廃墟と化す規模バージョン…かな)
が起きないので父親の飛電其雄(ヒューマギア)が生きている(活動している)。
そこで語られるゼロワン誕生の秘密。
そして、テレビ版ではゼロワンは”仮面ライダー”を名乗っていない(…よね??)
のだが、映画では…??という内容ですかね。
映画版ならではのスケール。
とにかく設定も違うから、舞台背景もけっこう違う空気で
戦闘シーンとかは、変身前のアクションがかなり多め??
え?まだ変身しないの?もしかして、出来ないの??
みたいな気持ちにかなりなりました。
でも、生身のアクションもかなりかっこいいですし、
銃撃戦はいつもと違ったリアルな武器で
だいぶ空気が違います。
そして、待ちに待った甲斐あって、
全ライダー、変身がかっこいいです。
特にバルカン。バルキリーの変身が個人的にかなり好みです。
最初のゼロワンの変身も好きでした(違和感が)
また、拘ったという戦闘による負傷の描写。
リアルな血の描写とかあまり好きではないんですが、
普段と違った緊迫感を感じましたね。
苦手でしたが、芝居の緊張感が増して好きでした。
最後に。
ヒューマギアの葛藤、主人公の葛藤…
ともに成長が観られる映画だったと思います。
個人的に其雄役の山本耕史さんが、
大好きなドラマ”きのう何食べた?”に出ていて、
その大ちゃんにしか見えない!って鑑賞前は思ってましたけど、
いやはやさすがです…其雄さんでした。
貫禄のお芝居でしたね。
なかなか観に行けませんでしたが、
観に行けてよかった。
映画版とか、ほんとあまり興味なかったんですが
(ドラクエとかでも、本ストーリー以外、裏ダンジョンとかあまり興味がない人)
今までのシリーズのもちょっと興味出てきたな…。
平成シリーズのライダー自体、網羅しているわけではないので、
観たライダーだけでも劇場版ちょっと観たいかもな…。
テレビ版も、新しい仮面ライダーのサウザー(必殺技の描写が面白い)
が出てきたり、今後の展開が非常に楽しみです。