【名探偵コナン 緋色の弾丸】鑑賞

原作は、全巻持っているものの実はアニメをしっかり追っているわけではなく、映画に関してもテレビでやっている最近のを観ただけで、全作観ているわけじゃなかったんですよね。

元々、原先と関係ないストーリーみたいなモノに興味があまりわかず、それはコナンだけでなく、他もそうでした。

だから、むしろ最終回の続きとかたまに避難されがちなスタイルの映画の方が好きだったりしました。

(好きなドラマの続きが大スクリーンで観れるなんて、最高じゃん!ってタイプでした)

そして今年は、昨今の閉塞感のある空気からか実際に足を運んで、映画を映画館で観たい欲求が強いんですよね。

『シン・エヴァ』は公開初日に観た上にその後も観に行っているし、『えんとつ町のプペル』も公開三日目くらいに観に行って、さらにもう一度観に行ってます。

そんな中、予告でひときわカッコよかった

『名探偵コナン』。

単行本も99巻が出たタイミングだったし、

映画の主要キャストも赤井ファミリーが総出で出るという事で、

「あ、これは観なきゃいかん」となり

公開二日目にして、鑑賞して参りました。

以下、若干のネタバレあり。

犯人が誰とか、そういう事は言いませんが。

映画観た人と語りたい内容として。

熱量だけの感想!


まぁ、カッコよかった…(語彙力!)

たまたまIMAXで観たんですが、

大正解でした。

もう大迫力。

WSG東京という、オリンピックを目前に控える我が日本とマッチした内容で良かったです。

本来なら、国際的なテロリストとかそっちの方向に行きそうな感じですが、今回はFBIが絡むもどちらかと言えば、国内の話。

そこにさらに新名古屋と芝浜駅を25分で走るという真空超伝導リニアが登場し、そこが舞台に繰り広げられるドキドキの展開でございます。

アベンジャーズじゃんな、キャラクター達


今回はストーリーの肝として赤井ファミリーが全員集合ということでしたが……

各々家族にたいして、思惑が働いているという設定が原作からあるので、映画でもそこを壊す事なく絶妙な絡みを展開します。

ここらへんがとても上手ですよね。俺みたいに劇場版は観ていないとか、アニメは観ていないって人を置いていかないというか、なんというか。

しかし、名探偵コナンには

脇役とは呼べないメインキャラがめちゃくちゃたくさんいるけど、バランス良く出てきて本当にすごいな……。

映画のメインを前に飾っている怪盗キッドも京極さんも安室さんも服部くんも出てこないんだからなぁ……。

このあたり一堂に介したら、もうアベンジャーズじゃん。

最後の最後、例の如く阿笠博士のアイテムたちが活躍するんですが……あの活躍のレベルは、もう国家を揺るがす兵器になり得るレベルでの活躍だと思うんだけど、どうだろう(笑)

個人でなんとか出来るレベルを超えていると思います(笑)

人1人の命を救うとか、いくらなんでもーみたいな事もかなりあったと思いますが、やはり新作。

それ以下の事態になるわけがないですよね。

今回も、かなりの大事故となっています。

見慣れた世界カーチェイス


個人的に一番興奮したのが、犯人との最後のカーチェイス。

最初のカーチェイスもかなり好きで、名古屋の方の高速を縦横無尽に駆け回ってかっこいい。

コナン君、いくらなんでも高速をスケボーは子供だからとかで済まされる事態ではないとはおもうんだけども(笑)。

俺は、原付で走るとしても怖いよ高速は。

で、最後のカーチェイスの舞台が

なんと新港浜の駅からになるんですが…

これは、もちろん新横浜の事なので

まぁ見慣れた景色なんですよ。

「第三京浜にむかってる」とか

「環2に行け」とか、

普段、自分がよく使う道を爆走しているんです。

これが、まぁ個人的にテンション爆上がりポイントでして(笑)

看板とか標識とか実にリアルに描いてくれているので、早く環2を走りたくて仕方ないんです。

犯人を追い詰めた場所で、俺も王手をかけたい!(笑)

名古屋ー東京間のリニアの話だと思っていたら、

まさかの地元が名探偵コナンの世界の中に現れたので、非常にテンション上がりました。

やっぱ、現実の世界が混ざってくると興奮しますね。

あと似たような理由でエンディングも最高でした。実写の映像も流れるんですが、それが本当にかっこいい。

永遠の不在証明


あともう、東京事変の曲がカッコ良すぎる。

音流れてきた瞬間に鳥肌。

歌詞もカッコ良過ぎる、唄はめちゃくちゃ難しそうでオシャレでカッコいい。半端ないです。

歌詞は映画の為に書かれた感もたっぷりだし、名探偵コナンの世界をふんだんに表現していて、言葉一つ一つのチョイスが憎らしいくらいカッコいい。是非、歌詞もチェックしてみてください。

ちゃん、可愛くない??な件


そして、原作を読んでいても最近思うんですが、

灰原のヒロイン感が個人的に増しています。

なんなら、蘭姉ちゃんと付き合いつつ、哀ちゃんとも出来ているんじゃなかろうか?と思うくらいの2人の空気。

なんなら、わかった上で両者の合意の上、浮気しているかのような(笑)

灰原の嫉妬しているみたいな描写が可愛すぎるし、何も知らない蘭姉ちゃんを脇に全てを理解し合っている2人が出している空気のソレはもはや恋人以上なんじゃないかとすら勝手に思っています。

とにかく、今作の灰原かわいいです(笑)

最後に……


パンフレットにはネタバレが含まれているので、映画観賞後に読むのをお勧めします。

あと赤井秀一がかっこいいのは、語るまでもないのですが、プロ棋士羽田秀吉もかなりかっこいいです。赤井秀一まわりもそうだけど、羽田秀吉まわりの話ももう一度ちゃんと読み直したい。

そういえば、ドラマはけっこうコロナ仕様になっていて、みんなマスクをつけていたりするけど、アニメの世界はどうなっていくんだろう。

感染対策する必要ないんだけど、どこか世界を現実に寄せていくのだろうか……。

ってか、そんな事考えるまでもなく

そんな所には寄せる必要ないと思うんですが、

なんとなく、ふと思いました。

名探偵コナンの劇場版は、黒の組織が出てきたやつくらいから、見始めて最近はロードショーとかでは欠かさず観てましたが、観てなかった奴もみてみたくなりました。

最後まで読んでいただけたそこの貴方。

ガチファンの方には物足りず、ファンでない方にはわけのわからない感想だったかと思いますが、イチミーハーなファンの余韻が冷めないうちに綴った文章なので、お許しいただければ…と思います。

気分を害されなかった方、鑑賞された方は、是非いつか語りましょう。

ありがとうございました。

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