8月の備忘録~④陣痛or退院~

35週、入院から1週間経ちました。
夜、眠る前に母を欲しがるグズりが完全に無くなったという事はないものの
比較的軽めになりました。
わかりやすく言えば、寂しいモノは寂しいので
寂しさを口に出す事はあっても、
言っても仕方の無い事だという事は理解してくれているな……という感じ。

偶然タイミング叶って、親にきてもらって数時間だけ自由を貰って
少しカラオケに行ったり、息抜きもしつつ
二人暮らしもだいぶ安定飛行に入ったな……と思えるくらいにはなってきました。

一方、嫁のほうは週明けの血液検査で貧血と診断されるも子宮頚管の長さは変わらずという事で
点滴を外しましょう、となりました。

半日くらいすると張り替えしの可能性もあって、そうなるとそのまま張りが続いていくと陣痛……。
もしくはそのまま大丈夫なのか……そんな緊張感ある週明け。

明日、退院はないけど出産はありえるかも……なんて言葉もありました。

泊まりがけの仕事

そんなタイミングで、ようやく天気が二日続けて晴れマーク。
早朝に父から電話があり、今日から泊りがけで作業しに行こうと。
ムスメ様は思ってたよりスムーズにクルマに乗り込み、
いざ我々は静岡へ。

このタイミングで嫁は血液検査とか、点滴を外しましょうとかの話になっていきました。
現場では、連絡を取りドキドキしながら作業してました。

静岡にある知り合いの別荘の塗装工事に入っているのですが、
ばあばもムスメ様の面倒を見る為に一緒にきていました。
一日、別荘内でひたすら遊び倒していたムスメ様。

夕飯もお風呂も何もかもスムーズで、
電波が弱く、動画の類は一切観れなかったのですが
文句を言う事もなく、夜はタブレットにインストールしてあるアプリで遊んで
時間になったら、すっと1人ねてくれました。

おかげで、俺は夜はたっぷり一人時間。
久しぶりにビール飲みながら、読書して贅沢な時間でした。

張り止めの点滴を外して一日

嫁は昨夜、点滴を外したおかげで、入院してから一番熟睡できたと言っていました。
点滴が腕についていると、まず痛いし、動いたりすると拍子で
ブザーみたいなモノが鳴ってしまい、スタッフの人がくるまで音が止まらないから
大部屋で過ごすには相当なストレスだったみたい。

それがなくなり、ようやくぐっすり眠れたみたいです。

とはいえ、朝からお腹は張り気味。
頚管長も短くなっており、午後の診察次第で明らかにこれらが進行していたら、
今日帝王切開も有り得る……という事でした。

一方、現場では朝から作業。
が、もしかしたら今日手術あるかも、
そして天気が午後から崩れるらしいという事で
帰る準備は朝の内に済ませておきました。

嫁の体感的には、午後になっても
張りが良くなっている様には感じられなかったみたいで、
午後の診察でも、モニターとかをやりつつ
「正直、ダメかなぁ……」と感じていたみたいです。

点滴を外して、張りが強くなるなら
少なくとも、退院は出来ないかなぁと。

なもので、このあたりの連絡は現場から戻りつつ、
手術となったら、必要なモノとかそういった
手術する前提での話になりつつありました。

結果、朝と変わってないからダメかなぁと思っていた我々でしたが、
「変わってないから張ってはいるけど、週数的にはこんなもん」
と先生からのお話があり、すぐ手術とかはナシとの事に。

こうなってくると、あとは安静にして時を待つのみだから
退院できるかどうか、するならどのタイミングなのか……
他の先生と話して決めるとの事でした。

ふいにきた退院許可

そんな連絡をしている最中、突然興奮した嫁からの連絡。

「明日の朝イチの検査で問題なければ午前中に退院してもいいと……」


明日!?え!?今日、出産の可能性もあってビクビクしていたけど
明日、退院!!??

もう、何がなんだかでした(笑)

午前10時~11時の間にご家族を呼んでくれと言われたと。

これ、その日の朝の検査次第だから
冷静に考えるとけっこう難易度高めな話ではありますよね(;´д`)

うちは、比較的時間の都合がつくのですが、
いわゆるサラリーマンの方とか、休みをとっても
退院出来ない可能性もある。

病院の助産師さんによれば、
「切迫だと長いと3ヶ月くらいの入院になる方もいるので、
上の子がいる人はみんな泣いてます」と。

3ヶ月……2週間でも、とんでもなく長く感じたのに。

みんな、本当にわざわざ言わないだけで
たくさんの苦労をしているんだなぁとつくづく感じました。

ドキドキしながら、我々も静岡から帰宅。
嫁も点滴の針も管も取れたみたい。
ムスメ様は帰るなり、嫁のパジャマにダイブ(笑)

やはり相当寂しかったみたいです(笑)
そういえば、夜静岡で眠る時も
「なんでパジャマもってきてないの??」と怒られてました(笑)

果たして、明日はどうなるものか……
別にサプライズってわけでもなく、
まだどうなるかもわからなかったので
ムスメ様には何も伝えず。

ドキドキしながら、当日を迎える事になりました。



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