日本中から笑われた夢がある/西野亮廣
映画にかかっているという所もありますが、すごいタイトルですよね。
映画を観たり、内容を知っていれば【ゴミ人間】という言葉はどういう意味かわかると思います…。
さらに本当の事を知っていれば、
それはそのまま西野さんがそういう扱いをされてきたという事。
日本中にですよ??そんな経験した人がどれだけいたことでしょうか。
それが下地に出来た話が
【えんとつ町のプペル】であの映画は
まんま西野さんの物語であるということ。
自叙伝だと本人もおっしゃってます。
その細かい話がこちらでは書かれています。
こないだ読んだ【カドカワ】でももちろん映画の事にはたくさん触れていますが、どちらかと言えば新しい話というか、“今”の話がメインだと思います。今まわりにいる人の話とか、映画の裏話、設定とか。
この【ゴミ人間】は、西野さんそのものの話が書かれていて、いままで出てたビジネス書とかは似てて非なるモノというか、全く違うわけじゃないんだけど、これが“エッセイ”というものなのかなぁと理解しました。
説明とか、ロジックとかはビジネス書にも通じるモノがもちろんありますが、苦しんだ過去だったり、思い出を語っている感じです。
それは、けして“思い出”なんて軽く言えるモノではないんですが。
昨今の心ない炎上劇を見ていると、
こういった内情を知った人間からすると、
もうなんとも言えない気持ちにはなります。
もちろん相性や好き嫌いは人それぞれなので、そういったところに口を挟むつもりはありません。僕とは意見合いませんでしたね、ってだけなので。
ただ意見が合わない相手を人格否定するようなカタチで攻撃したり、
知らないモノを乱暴な言葉や浅い知識で片付ける人たちとは、やっぱりうまくやっていけないし、やりたくもないなぁと思ってしまいますね。
応援してます、本当に。
そして、お勧めします映画。
お世辞抜きに素敵な映画ですよ、本当に。