今回、オススメする本はこちら。
久しぶりのなんていうんですか??物語モノです。
自分の読書遍歴は過去のブログを遡っていただければ、
きっとおわかり頂けるかとは思いますが、
元々はお話モノ大好きです。
最近でこそ、ビジネス書だったり、自己啓発的なお勉強モノをよく読む様になりましたが、
基本的には、やはり物語が好きです。
こちらの藤石波矢さんは、
こちら、『初恋は坂道の先へ』で2014年にデビューされた方です。
本屋さんで、この本が平積みされていて
ジャケ買い的に衝動買いしたのが始まりで、
その後は、全作品読ませて頂いています。
ドラマ化された『今からあなたを脅迫します』(写真右)が一番有名かもしれないですね。
こちらは続編も出ている人気作です。
個人的には、デビュー作ももちろんオススメですが、
『流星の下で、君は二度死ぬ』(写真左)がミステリー要素強めで面白いですし、
『昨夜は殺れたかも』がめちゃくちゃ面白いです。
女性の作家さんと、リレー形式で書かれたという作品なのですが
その良さが目一杯出ています。
写真に撮り忘れましたが、『神様のスイッチ』も凄いオススメです。
この方の作品は、自分だったらこの役やりたいなぁって(自分、芝居しているので)
思わせてくれる魅力的なキャラがいるのが楽しいです。
これらの作品の事もどこかで、
ブログに書きたいと思います^^
藤石作品っぽい!と読んで思いました。
今回、出てくる主人公の設定がとても特異的な設定となっています。
作品の中では、個性として最終的にはなるんですが
その設定を見事に活かした、登場人物たちの絡み方。
前半『?』が頭に浮かびながら物語を読んでいくんですが、
それが途中で一気に回収されていきます。
伏線回収のテンポがいいのが、
個人的に藤石作品が好きな所の一つでもありますね。
しかも、けっこうさりげない伏線が多いです。
このあたりが、ファンとしてはたまらないです。
そして、タイトルからもわかる通り
主役を取り巻く登場人物たちがYouTuberなんです。
今時ですよね。
この作品は、大学生たちのお話なので
さすがに自分が当てはまるようなキャラはいなかったのですが、
また個性豊かなキャラたちでした。
登場人物も少なめで、視点が表紙の二人それぞれの目線で
交互に描かれていきます。
その目線の切り替わりも楽しいし、
テンポ良く、読み進めていくことが出来ます。
これは、近いうち(ってか、近いうちじゃなきゃダメな気がする)にドラマ化も出来るんじゃ??
ってか、続編も行けそうじゃ!?なんて思います。
色んな意味でも今後に期待したいです。
これからは、物語モノの俺の好きなお話もオススメしていきたいと思います^^