今週のおすすめ本は、こちら。
という事で、こちらの本は主に
最高の教師がマンガで教える「勝利のメンタル」。メンタルについて語られております。
『スタートラインに立った時点で、すでに結果は決まっている』
スポーツの世界では、よくそう言われるそうです。
「どんな気持ちでスタートラインに立っているか」が勝敗のカギを握っていることを表しているそうです。いかなる準備をして、メンタルを整えるか。
よく、「試合を楽しみたいです」というインタビューとか発言があると思いますが、あれは決してお気楽に遊び感覚で考えているわけではなく、自分の実力を出し切るには、自分自身をわくわくした気持ちにする事が大切であるという事を表しているんだそうです。
『大事な場面』で、緊張したり不安になったりしない自分の心を自分でコントロールするための基本は、次の8つのスキルだそうです。
8つのスキルの中で、一番重要なものが『目的・目標設定』。「なんのためにやるのか?」「どこを目指すのか?」がわからないと、人はやる気がわかないそうです。
『やる気(モチベーション)』はメンタルの最も土台となるものだから。
そもそも、『目的』と『目標』の違いを明確に、こたえられますか?
『何のためにやるのか?』が目的です。その目的を、果たすために『どこをめざすのか?』が目標です。
これをしっかり明確にする事で、モチベーションを高めることができるそうです。
こんな感じで、8つのトレーニングについて一つ一つ深掘りしていきます。まんが自体は、陸上界を舞台に繰り広げられております。タイムとか、記録が明確に出るスポーツだからこそ、とてとわかりやすく物語に入っていけると思います。
もちろん、他のスポーツでも通用する内容だと思いますし、ビジネスや対人関係、音楽や舞台のエンターテインメント業界でも必要なスキルなのではないかと思います。
メンタルは、すべての環境、業種に関係していると思います。そして、ビジネス書とか自己啓発書を読むようになって思う事は、どの成功哲学でもだいたいは同じ事を言っているなぁと。しっかり習慣化する事やプラス思考の考え方、人を蹴落とすのではなくお互いにあがっていける相乗効果を見つけること、そしてそこにはしっかりとした努力が根本にあること。
テクニックだけではなく、土台をしっかりしていかなくちゃいけないこと。そして、そのしっかりした土台を活かすには明確なテクニックがあるということ。
今回のこの本の内容も、自分がやっている少年野球のコーチの仕事にしっかり活かしたいなぁと思いました。目標と目的を明確に区別して、しっかりそこにむかって歩いて行きたいです。