カタい頭がやわらかくなる
発想トレーニング
最近フォローしたインスタの方が紹介していて、
面白そうだったので、久しぶりにAmazonでポチりました。
【ずるい考え方/木村尚義】
そもそも”ラテラルシンキング”とは何か…??
自分は、聞いた事のない単語でした。
ラテラルシンキングとは、ロジカルシンキング(論理的な思考)
の反対に位置する考え方の事だそうです。
一つの正解に向かっていくのが、ロジカルシンキングで
代表的には、学校の教育なんかもこっちだと思いますね。
その反対のラテラルシンキングとは、
”唯一の正解”がない考え方だそうです。
まっすぐ答えに向かって、垂直に掘り下げていくのが”ロジカルシンキング”で
多面的に見て、水平に思考を広げていくのが”ラテラルシンキング”です。
ラテラルシンキングの特徴というのが、以下の4つ。
ただし、本の中でも何度か説明されているけど
ラテラルが良くて、ロジカルがダメという事ではなくて、
まずラテラルで可能性を広げて、その後ロジカルにそれが
実現可能かなどを検証するのがいいとされています。
どちらが、いいという考え方ではないんだと言う事ですね。
この本の中では、そんな方法があったのか!?というカタチで
色んな考え方が書かれていて、その都度
有名な話、実話を踏まえて説明があるので、
とても面白いです。
発想術を学ぶわけですが、
そもそも唯一の正解がないと言っているので、
参考例が多いというのはとてもわかりやすいですね。
で、その一つ一つの正解も
他にも、もしかしたらいい方法あるんじゃないか??
と、考えられる一冊となっています。
”疑う力”が一番わかりやすいと思うんですが、
「常識や先入観に縛られず、自由に発想する為にあらゆる事を疑うコト」
疑いなくして新しい発想は生まれないというコトですね。
もちろん、他の二つについても、実際の話で説明してくれています。
誰もがしっている有名な会社の奇策とも言えるアイディアがたくさん書かれています。
それだけでも、読む価値が高いと思います。
上記の他にも、【弱者が生き抜く方法】だったり、【新しい価値は組み合わせから生まれる】とか、
色々楽しい話がたくさん載っています。
どれもが参考になるし、また自分ならどうしますか??という考え方をする訓練にもなっているので、
とてもいいです。
その中で、一番自分に響いたのが、
ラテラルシンキングは、コンピューター(ロジカルシンキングのエキスパート)に
仕事を奪われないですむ考え方
と書いてあり、本当にそのとおりだと思いました。
コンピューターには、無駄なコトを考えるコトができないからです。
無駄がないゆえに、考え方に余裕がないんです。
なので、このラテラルシンキングという発想、思考は
今後、とても大事な考え方になるんじゃないかと思いました。
実際の話が多く、それは物語を読んでいるようなモノなので、
とても読みやすい一冊です。
よかったら、読んで感想聞かせてください。
肌に合わなかった人は、ごめんなさい。
でも、わざわざ伝えてこなくていいですので(笑)
ここで、お詫びだけ申し上げておきます…。
楽しかった人だけ、お声かけください^^
もしも、読む際は是非
この帯に書いてある
「13個のオレンジを3人で均等に分けるには?」を考えて、
答え合わせをしてみてください。