以前、オススメした”まんがでわかる7つの習慣”
(レビューはこちら)
それの漫画的には続編。
内容的には、一気に【7つの習慣】をさらった前作の内容を、
一つずつ深堀していく感じの内容でしょうか??
個人的には、この漫画の登場人物たちはみな好感が持て、
成長していく様が見れるので、
単純に漫画としても好きです^^
人間は、誰でもパラダイム(思い込み)に基づいて生きている。
パラダイムとは、無意識に抱いてしまっている考え方と、感じ方の枠組み。
この自分のパラダイムを通して、人は世界を見ている。
例えば、口数が少ない人がいたとすると、
「消極的で暗い人だ」と感じる人と、
「思いやりがあって、優しい人だ」と感じる人がいるという事。
ともに、自分が今まで感じてきた事や経験してきた事で見るフィルターが違うから、
同じ人間を違った評価で見る事になるという事。
これは、誰しも経験があると思うし、
短所を長所で置き換える訓練なんかでも、
もしかしたら、似たような考え方になるのかもしれないですね。
このパラダイムは、理想的な人生を歩むための地図のようなもので、
自分がどんなパラダイムを持っているのかを自覚して、
そしてそれが果たして正しい事なのかを常に自分に問う必要があると言っています。
自分自身も、「自分がされて嬉しい事は、きっと相手も嬉しい。」と
信じて疑わない時期がありました。
よく「人にやられて嫌な事は自分も人にはしちゃいけない。」は
聞くんじゃないかと思います。
それゆえにその逆で、嬉しい事はしてあげようとなるわけですが、
これもまた余計なお世話であることが多々あります。
こういう微調整をたびたびしていかないといけないんですね。
外部からの刺激に身を任せて反応しない
感情的な時こそ行動の選択を意識する。
例えば、悪口を言われたり、攻撃の対象となった時
気分を悪くしたり、カッとなる事は誰にでもあると思います。
その時にその刺激に身を任せて、反応をしてしまうか、
ぐっと自分をコントロールして、次の行動を選択できるかでその後は、
大きく変わってくる。
この刺激と反応の間には、選択の自由が存在する。
この自由を意識する事が、第1の習慣「主体的である」を
身に付けるためのスタートだという。
今の自分の状況は、すべて自分の選択した行動の結果なのだと認識する事。
それは、自分の人生の責任を自分で引き受ける覚悟にも繋がる。
そもそも主体的に行動するとは…?
自分が出来る範囲で積極的に周りに働きかけ、結果を変えていくコト。
ここで、自分の中の物差しにしたいなと思った問題の定義がこちら。
1.自分が行動するコトで、直接的にコントロール出来る問題
2.人に影響を与えるコトで、間接的にコントロール出来る問題
3.天気など自分ではコントロールできない問題
3に関しては、これは考えても仕方のない問題だと割り切るしかないですよね??
今、抱えている問題が上記のどれなのかをしっかり意識するコトが大切だと思いました。
この本で、自分が一番刺さった所がこの章でした。
自分の人生に使命(ミッション)を持つ。
理想的な人生を描けているか?他人の脚本で生きていないか?
その問いを常にするコトが大切だと言います。
もしも、他人の脚本で生きていると感じたら、主体的に書き直す必要がある。
「個人」の「ミッション・ステートメント」→理想的な自分のあり方
を作るといいそうです。
自分の人生の脚本を自分自身で書いていくイメージですね。
一度、頭の中で創造し、
それを実際に構築していく。
第2の習慣は、すべてのモノは2度創られるという原則を持っているというコト。
自分自身の、人生の「事業理念」を実際に書きおこしてみて、
迷って立ち止まった時や、目的を忘れかけた時に
原則に立ち戻れば、自分の人生は
少なくとも、誰のものでもなく
自分自身で創っていくコトが出来るんだろうと思います。
この「まんがでわかる7つの習慣」シリーズは本当に読みやすくて、
また漫画もわかりやすく、文章の説明のバランスもよくて、
かなりオススメです。
うちには、3.4と続編がありますが、
また少しずる深堀していく本となっております。
すべての原因は、自分自身にあり
そのすべては、自分が選択してきた結果なのである。
もやっとするコトだったり、
色々あるかと思いますが、
一度、深呼吸して立ち止まり、
まずは、自分の内面から見つめ直すコト。
やっているようで、ふと気づくと忘れているコトなので
自分自身、このタイミングでこの本と再会出来て良かったなぁと思います。
ここまできたら、まんがじゃない方も
見つけたら読んでみようかなぁ。
いい復習にもなりそうだし。
お付き合いいただきありがとうございました!