【オススメ本】イマジン?/有川ひろ

どれだけAmazonとか、ネットで物が買える時代になっても
ふと本屋に立ち寄るという行為は、どうにも辞める気になれません。

ネットは、便利だけど
思いがけない出会いというモノがあまりに少ないと感じます。

目的なモノがないのに、お店に入ってモノを買うのは
買い物としてはあまり上手ではないとも聞きました(笑)

それでも行ってしまうのは、
好きな作家や漫画の発売をイチイチ調べていないので、
新刊に会えると嬉しくなってしまうんですよね。
あとは、オススメのコーナーとかの本がたまらなく輝いて見えるんですよね。

こういったモノとは、ネットではなかなか出会えません。
ネットは、目的が、調べ物がわかっている時には強いですけど、
なんとなくふらっと入って、何かを見つけるのには
難しいツールだと思ってます。

そんな中で、今回出会ったのが有川ひろ新刊”イマジン?”でした。

憧れの映像の世界に飛び込んだ主人公、良井良助。
有川作品お得意の仕事xベタ甘恋愛小説です。

この人にかかれば、裏方の仕事も
表側のように見えます。

物凄い仕事愛に溢れたお話です。

また、有川作品のファンなら
「この作中のドラマは、あの物語がモデルだな。」
とか、
「この俳優さんは、あの俳優さんがモデルから。」
とか、違ったニヤニヤしてしまう楽しみ方もあると思います。

もちろん有川作品を未読の方にも、
仕事x恋愛小説として、楽しんでもらえると思います。


個人的には、まだ色々突っ込める所だったり、
膨らませられる部分は多い気がして、
いい意味で、
「え!?もう終わり!?」
と、いう感想だったので、
是非、続編が出てくれるのを期待しております。


有川作品と私

自分を読書好きにしてくれた敬愛する有川作品。
自分の入口は、有川浩デビュー作の”塩の街”でした。

自衛隊3部作と言われる作品の”陸”作品ですね。
ちなみに自衛隊3部作だと、個人的には”海の底”が好きです。
嫁は、”空の中”が好きだと言ってました。

しかし、当時活字が嫌いで
付き合っていた子(付き合う前だったか…)と
話を合わせる為に読もうとしていた俺には、
分厚くてハードルが高くて、すぐ断念。

そんな時に、本当に有川作品にハマるきっかけとなったのが、
こちら。

”阪急電車”。
まず、見た目的に薄くて読みやすそう!
という活字嫌いだった自分には入りやすかった作品です。

映画化もされていて、映画もとても好きでした。
有川作品の実写化は、どれもこれもいいです。
作者へのリスペクトが感じられます。

その後、どんどん活字嫌いが治っていき、
今では、有川作品を完全読破するほどになりました。

オススメは、いっぱいありすぎて、ここでは語れないくらいです。

とりあえず、演劇に関わる者としては
”シアター!”は、オススメです。

こちらも続編を強く希望してます^^
2作品出てますので、よかったお読みください。

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ken

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